あなたの接客魅力をとことん引き出す

接客力マインドアップコーチの荒木ゆき恵です。

 

お客様は賢いです。

よく私たちを見ています。

 

飲食店なんて

来店すぐなんてめっちゃ敏感ですからね。

 

たまに、イラッとするほど

不機嫌な店員さんを見かけます。

 

眉間にしわが寄っている

無表情

声が小さい

歩き方に覇気がない

 

もうね、やめたら??のレベルです(-“-)

 

私は、15で社会に出たので

まぁ、厳しい洗礼が待っていましたよ。

 

若女将の厳しいこと、厳しいこと。

 

掃除機かけても

「かけていない」と言われやり直させられる、

電話も1年近く取らせてもらえませんでした。

鳴り響く電話の前にいて、普通だったら取れるのに

私ではなく、他の誰かを待たなければ

この電話は鳴りやまないのです。

 

私は、それだけの力しかないと

思い知らされました。

 

ようやく電話を取れるような時期になると

なんと鏡が用意され

この鏡の前で電話を取れというのです。

 

自分の表情を見ながら

口角を上げ、ありがとうに合わせて

お辞儀をしろと。

 

お客様には、見えていないのに

そうしろというのですから

15歳の反抗期には愚痴の餌です(´゚д゚`)

 

でもね、

確実に私はお客様への接客を身につけていきました。

 

たまに見かける運ぶだけの接客。

お給料と結びついていないのです。

 

時間から時間を過ごし

与えられたやらなくてはいけない業務を

ただこなすだけ。

 

お客様というより

そこにいる食べる機械。

しゃべるロボット。

 

その何も感じないものを相手にしていることがわかる接客。

 

私は、自分が人に対してこの経験を伝えるようになって

この若女将の偉大さに気づきました。

 

若女将も先代から

「世間知らず」

「お嬢様上がり」

「甘ったれ」

そのように言われ続けた、といつだったか

聞いたことがあり

 

若女将は、お店を切り盛りするために

私たちの躾に力を入れていたのだなと

感じます。

 

若女将が認められるためには

まずお店が繁盛する、という目的があるのです。

 

お店が繁盛するには

板前選び

従業員選び

店内作り

どれも欠かせません。

 

そして、若女将の想いを伝える一番大事な

手先となる末端の従業員育ては

本当に力を入れたのだと思います。

 

「なんであんな言い方するのか」

「いつも私たちには怒っている」

など、従業員たちからの愚痴も当たり前でした。

 

30代半ばで、年上の仲居たちを相手に

動かしていくことは

相当な精神力が必要だったと思います。

 

若女将は

「お店を繁盛させる」

という事が目的だったはずです。

なので

「従業員に好かれる」

という事に重きを置かなかった。

 

お店を繁盛させることに

周りから好かれることは不要だったのです。

 

今でも、すごいな、と思います。

 

若女将は、選ばれる店にするため

不要なものは、常に手放し

まっすぐにお客様に向けて

気持ち整えていました。

 

お客様が私たちのところへ来るときの扉は

お客様側にしかドアノブはついておらず

 

私たちが開けることはできないのです。

 

だから、扉を開けてもらうためには

何が必要なのか??

 

いつもそのことを考えていなければいけないのです。

 

あなたは、従業員に好かれたいの??

それとも、お客様に選ばれたいの??

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