こんにちは!接客力マインドアップコーチの荒木です。

 

承認と聞くと、褒めること?と言われる方もいますね。

あなたは、人に褒められること、人を褒めることについて

どう感じていますか?

 

どう褒めていいかわからない。

あまり、褒められることがないからなんとも・・。

 

そのように、いざ【褒める】という一つのことを取り出してみて

考えることなど、日常ではあまりないので

今日は

【承認欲求がいいのか悪いのか・

成長に影響する心地の良い承認の仕方】

について書いていきます。

 

まず、承認って何ですか?と言われる方に

簡単に説明しておきます。

 

承認とは?

*コトバンクから抜粋

1.そのことが正当、または事実であると認めること。

2.よしとして、認め許すこと。聞き入れること。

 

簡単にこのように記されています。

 

あなたにとって承認とはどんなイメージですか?

最近では、

承認欲求が強くてそんな自分に疲れる・・

承認されずに育ったから・・

と、承認という言葉で悩みを言っている方が

増えてきたように感じます。

 

承認欲求っていったい何でしょう?

 

承認されたい気持ちが強いということですよね。

裏を返せば、承認されないから欲しがっているとも

取れます。

 

では、なぜ承認欲求が強くなるのでしょうか?

 

承認には、大まかに

”行動承認””存在承認”とがあり

行動承認は、何か行動を起こした結果に対して

行われる承認のことです。

 

存在承認は、何をしてもしなくても

そもそもあなたは生きているだけで

素晴らしいと存在そのものを承認することです。

 

なんだか、よくわからないという方もいますかね?

 

子育てで例えていくと

テストの点数が100点だったことを褒める。

行動承認です。

 

朝起きてきたわが子に「ありがとう」と

感謝する。

存在承認です。

 

承認とは、挨拶するのも承認なのです。

拍手も、相槌も。そして、相手の行動に気づくことさえも。

 

相手を認め受け入れることが、承認なので

いろんなシチュエーションで承認は登場します。

 

テーマでもある、承認欲求。

 

これは多少なりに、皆さんの中に存在し

必要なことです。

 

行動承認とは

たまに、「この人に認められたくてやろうとしていた」

と、無理やり、認められたい気持ちを封印しようとする方もいます。

 

私は、認められたいという感情は、人の心理としては

当たり前というか、それがあって成長することも多いと思うので

目標の一つとして、認められることを

目指してもいいのではないかと思っています。

 

ただし、そこだけに絞られると、注意が必要だと思います。

相手の承認欲しさに行動を決めようとし

自分のゴールではなくなるからです。

 

それがなぜダメなのか?

自分のゴールではないものに向けて突っ走り

これでもか、これでもかと行動を起こします。

自分が行きたい場所ではないのに

一生懸命船をこぎ、たどり着いてみたら・・・。

 

あれ?ここはどこ??あんなに頑張ったのに・・。

褒めてもくれない、たどり着いたら知らない場所。

 

もう力尽きますよね。

 

それを、褒めてくれない相手のせいにしてしまう、

始末の悪いことも起きかねません。

 

認められたいと追われる相手の方は、どうぞ気づかれましたら

さりげなく伝えてください。

 

その頑張りは、何のためにやっているのか?と。

 

早いほうがいいです。

そして

それを利用して、洗脳に近いことをしている人が

いる可能性もぬぐえません。

 

行動承認ばかりに偏ると、このような事象が起きます。

 

では、存在承認とは。

あなたが生きている、ただそれだけで素晴らしい。

なんだか、歌詞のようですね。

 

そう、存在すること自体に承認するので

はっきりとした形がありません。

でも

「おはよう」や

「お休み」

「ありがとう」

ただこのことを伝えるだけで存在承認となります。

 

存在承認をしっかりされた人は

皆さんが好きであろう

「自己肯定感」が高いです。

 

自分という存在を認めてもらえることは

生きていくために、ものすごく力になるのです。

 

私は、いていいんだ

僕がいるだけで誰かが喜んでくれる

 

心がほっこり温まるような、そんな気持ちになります。

 

 

でも、注意が必要なのは

この存在承認に偏ると、危険な

~ありのまま人間~が生まれます。

 

頑張ろうとしているのに

「そのままのあなたでいいじゃない」

「そんなに頑張らなくても大丈夫」

一見応援しているように見えますが

 

克服したい、頑張りたいという人の

沸き起こるエネルギーの芽を摘んでいることになります。

 

こういう時は、行動承認に切り替える必要があります。

 

「頑張ろうとしているんだね、どこまで行きたいの?」

「今の自分は嫌で変えようとしているのね、どうなりたいの?」

 

目標を掲げ、そこに向かうでしょう。

そして、できた時には

そのままのあなたも素敵だけど

こんなに頑張ったあなたも素晴らしい!!

そんな風に伝えると

 

きっと、過去の自分も今の自分も誇りに思うだろうし

また、チャレンジできる力になるのではないかと思います。

 

私は、この世の中に、命を持って生まれた人に

 

「私で生まれてよかったんだ」と

気づいてほしいのです。

 

選ばれて生まれてきている。

そのことに気づいてほしい。

 

だからこそ、承認をたくさん使い

あなたを認めます。

 

ーまとめー

 

承認には種類があり、使い分けが必要だということです。

相手のモチベーションに合わせ、承認を使いわけ

ぜひ、たくさんの輝く人を導き出してください。

 

承認欲求が強くて、疲れていたら

周りに言ってみてください。

「私の今を見て、どう素晴らしいのか教えてほしい」って。

 

頑張れなくて迷っていたら、信頼できる人に聞いてみてください。

「なりたい私の話を聞いてくれませんか?」

 

確実に明日は変わります。

応援しています。

 

では、また。